カムコーダの本家SONYが気になります

映画すらも一眼レフの動画機能で撮られている中、カムコーダの本家SONYのことが気になりました。



これは先日、日本橋の店頭ワゴンでJunkで売られていたSONYのDCR-TRV10

バッテリーを含め、付属品一切がない本体のみで¥1,000でした。

家にDVテープやバッテリーがころがているので、何とかなるだろうと、値段に引かれて購入しました。

クリーニングして、バッテリーを装着すると、再生も撮影もOKでした。

1999年2月の新製品紹介を見ると、

DVテープへの動画とメモリーストックへの静止画像が可能なスタミナ連続撮影9時間を実現したデジタルビデオカメラとあります。

30mmF1.7~2.2のカール ツアイスレンズを搭載した光学10倍ズーム、1/4インチ68万画素CCD(有効34万画素)、

サイズが67.5×89×157.5mm、質量約650g。価格は¥225,000です。

今や、デジカメの動画にも劣るスペックです。


現在の機種を見てみましょう。

HDR-CX550V

記録素材がDVテープからHDD/SD・SDHCカードに代わっています。

37mm光学10倍ズームは変わらず、1/2インチ663万画素COMS(有効415万画素)、

サイズが66×74×143mm、質量440g

撮像素子が2倍、画素数に至っては10倍、コンパクトになって、軽くなっています。

価格は¥128,000と10万も安くなっています。

24MbpsのFXモードと、AVCHDというハイビジョン映像規格になっています。



ハイアマチュア向けのハイエンドモデルは1月29日発売のHDR-AX2000

光学20倍ズームのGレンズ(29.5~590mm/16:9時)。F値は1.6~3.4。

1/3型、総画素数112万画素の「Exmor CMOS」を3枚使った3板式

記録メディアはメモリースティックとSD/SDHC

サイズが173×342×187mm、質量約2.1kg。

当初価格が¥378,000です。

CX550Vより撮像素子が小さく、画素数も少なくなっていますが、それを3枚組み込むことで画質の向上を図っているようです。


ここにきて、気になる機種が出ました。



レンズ交換式ビデオカメラ NEX-VG10です。

これはデジタル一眼のNEX-5をそのままビデオに作り替えたモノ。



NEX-5

NEX-5 / NEX-3はペンタプリズムを使わないレンズ交換式デジカメのことで、ミラーレスデジタル一眼と呼ばれています。

Canonのデジタル一眼(28.7×19.1mm)より撮像素子が少し小さいAPS-Cサイズ(23.4×16.7mm)ですが、それでも1/2インチが6.4×4.8mmですから、16倍もの大きなイメージセンサーです。  

何よりレンズ交換が簡単にできるというのはうれしいですね。

これを企画したのが米国ソニーで、9月発売で予定価格は2,000ドル。

10年前のトホホなハンディカムが20万したのですから、安いモノです。

ハンディカム25周年にして、とんでもなく優秀なカムコーダーの登場となるのでしょうか?

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