良いものは高いに決まっている?

ノートパソコンは今では3万円から店頭に並んでいますが、「良いものは高いに決まっている」のでしょうか?
激安ノートは仕事に使えるか という記事を見てみると、「メモリーを強化すれば文句なし」とあります。
Windows VisataからMicorsoftは「Windows エクスペリエンス インデックス」というコンピュータのハードウェアとソフトウェアを測定して数値で表す機能が追加されました。


基本スコアが

2 は、オフィスアプリやインターネット検索
3 は、Windows Aero などの新機能を基本レベルで実行
4 ~ 5 は、 Windows 7 の新機能を実行
6 ~ 7 はマルチプレーヤーや 3D ゲーム、HDTV録画や再生など 

これは同じ機種でもスペックによって違ってきますので、店頭で確認する必要があります。
サブスコアの一番低い数値が基本スコアとなるので、高性能なCPUを搭載しているのに基本スコアが低いPCがあります。
特にグラフィックスが低いと、メモリのように後で増やせないので注意が必要です。
プロセッサが高得点なのにグラフィックが低いため、基本スコアが低くなっている機種を多く見かけます。
高い割に使えないということです。
オフィスアプリやインターネット検索ができれば充分というユーザーはどれを買っても不満は感じないでしょう。
逆に言うと、多くの消費者が使い切れない程の高スペックPCを大枚叩いて購入しているということです。
今、10万のノートPCを買うくらいなら、3万のPCを2年ごとに購入する方がバッテリーもその度に新しくなるので賢い買物かもしれません。

この2年というのがちょっとしたポイントで、安価なPCには当然安価な部品が使われています。
特にマザーボードに使われるコンデンサーが問題で、粗悪品では膨れて液漏れするのがだいたい2年経過してから。
不具合が出る前に(ゴミになる前に)オークションで処分するというのが正しい使い方(?)かもしれません。
ビジネス用のPCでは堅牢性・耐久性が求められますから、ThinkPadでは液晶を保護するために、パネルを厚くして、軽量化を犠牲にしています。
もちろんコンデンサーは日本製ですから液漏れの心配はありません。
こうしたリースアップ品に新しい互換バッテリーを買い足して使うことで、「良いものも意外と安い!」ということもありそうですね。

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