マクドナルド、関西ではなぜ「マクド」?


マクドナルド、関西ではなぜ「マクド」? (nikkei2012/1/28 7:00 (大阪経済部 神宮佳江)

関西にマクドナルドの店ができたのは、東京・銀座に国内1号店が開業した翌1972年夏。
メニューに「ビッグマック」や「マックシェイク」など「マック」という名称を使った商品名が並んでいても、関西では「マクド」と略して呼ぶ人は多い。
「マクド」と「マック」の分布を調査したことがある専修大学の永瀬治郎教授に、全国の高校生と大学生を対象に2010年に実施した調査があった。
このうち「マクド」という略称を使う人の割合が60%以上だったのが大阪、京都、兵庫、奈良、和歌山の関西の5府県。中四国のほか、関東や東北、北海道などにも「マクド」派はいた。

日本マクドナルド自体はどちらでもお好きなようにといったところですが、フランス語圏の国では少し注意が必要なようです。
フランス語で「マック」という発音が、maquereau(鯖)という言葉として受け取られてしまうと、女衒(売春婦のひも)を意味するので、フランス語圏の国ではマクド(MacDo、MecDo)と呼ぶのが一般的だとか。
関西人がエレベータでは右側に立つという国際基準に合ったマナーと同じですね。エスカレーター片側空けの新マナー
ですから、サッカーの本田圭佑選手が、「試合で緊張したことはない。むしろ海外でマクドに行って注文する方が緊張する」と云ったのも、単に摂津出身というだけでなく、ヨーロッパで活躍する人ならではの配慮からでしょうか?

ところで、マクドナルドのポテトは3年間保存しても腐らないそうです。(3 Year Old McDonalds Fries)
マクドナルドのフライドポテトの味には大きな特徴があり、大豆油7・牛脂93の比率で混ぜた油で揚げていました。こんなに牛の脂肪が多いポテトは体によくないと医者や栄養士が言いだしたので、1990年には植物油に切りかえ、代わりにポテトと揚げ油にビーフから作られた”天然香料”が入れてあると言います。「おいしいハンバーグのこわい話
この特製スパイスにBSEで問題になった肉骨粉を連想するのは私だけでしょうか。

日本マクドナルドの原田泳幸社長は 「安全は突き詰めたらきりがなく、徹底しすぎると利益が出なくなる」と、最もお得感のあるメニューと価格認知を高め、強烈に客数を伸ばしていく「バリュー戦略」を推進しています。「日本マクドナルド社長が送り続けた101の言葉

ちなみに、長寿で知られる沖縄は米軍基地もあることから、一人当たりのハンバーガーレストランの数が日本一多く、肥満の割合も日本一で、お年寄りが自分の子どもよりも長生きしているといいます。

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