Nikon V1 が動画と静止画の境界を無くした。


Nikon V1を試しに、Nikon Plaza OSAKA に行ってきました。

Nikon V1
Nikon初のミラーレス機で、有効画素数約1010万画素と抑えているのが好感が持てます。
ユニークなのが写真と動画とではシャッターボタンが別だということ。

動画はフルHD(1920×1080)で連写が何と約60コマ/秒です。
モーションスナップショットは、シャッターボタンを押すと、前後の約1秒間の動画を同時に撮影して、再生すると、動画がスローモーションで約2.5秒再生。
スマートフォトセレクターは、シャッター半押しでピントが合い、先取撮影がはじまり、全押しで前後約20枚を抽出して、その中からベストショットを自動選択してくれます。
Canonにもミラーレス機があった。」で述べた、「高速連写デジタルカメラが普及すると、決定的瞬間は動画から1シーンを静止画として切り取ることで誰でも簡単にできてしまう」を実現した機種だったのです。
もはや、ロバート・キャパの「崩れ落ちる兵士」のような決定的瞬間を、ピンぼけすることもなく、手ぶれもない「失敗しない写真」をカメラ任せで撮れてしまうのですから、驚きですね。

コメント

  1. 早速、ヤマダ電機で見て来ました。製品名(シリーズ名)「Nikon 1」にV1とJ1の2種類があるようです。残念ながら展示品は後者のみ。J1の標準ズームレンズキットが47,000円。J1のダブルレンズキットが68,000円。価格.comだと、それぞれ3万円、4万8千円程度が最安値。

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  2. 恐縮ですが、余計なことを申します。
    私の愛用する(2008年発売の)デジカメSONY DSC-HX5Vもシャッターボタンと動画撮影ボタンが別々に付いています。この方式をAとします。

    ちなみに、これはシーンを選択するダイヤルの中でも動画が選べるようになっている。その時はシャッターボタンが動画撮影のオン・オフのボタンになる。この方式をBとします。

    参考までに、「マイクロフォーサーズ大図鑑」(学研のムック、2010年刊)に取り上げられた機種を見てみます。

    A方式の例:オリンパスPEN E-P2、PEN E-P1、PEN Lite E-PL1

    B方式の例:パナソニックLUMIX G2、LUMIX GF1、LUMIX GH1

    現在は、A方式が主流になっているのでしょうか。そうそう買い換えないので、私には分かりませんが、動画撮影ボタンが別になっている方が、すばやく動画に移れるので便利だと思います。

    ところで、NIKON 1 V1はファインダーが付いていて(その分、値段が高い)、NIKON 1 J1はそれが無くて液晶画面で被写体を確認する方式ですね。

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  3. V1とJ1との違いは見た目通り、約144万ドットカラー液晶ビューファインダーの有無と、
    シャッターがV1ではメカニカルシャッターと、エレクトロニックシャッターの2通りですが、J1ではエレクトロニックシャッターのみというのが大きな違いですね。

    Nikonの画素センサーがSONYのモノと思われますので、DSC-HX5V同様、ボタンが別々に付いているのでしょう。

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