Sun Child

駅前に現れたのは・・・・サン・チャイルド!(KTV NEWS) 02/29/12--02:26
街の新しいシンボルになるのでしょうか?高さ6メートルを超える、 巨大なアート作品が、大阪府茨木市の駅前に現れました。
【市民】 「これってなんですか?」「宇宙飛行士?」「でかいな」 大阪・茨木市の駅前で道行く人たちが不思議そうに見上げるのは・・。
高さ6.2mの巨大な子どもの像、「サンチャイルド」というアート作品です。
サンチャイルドの生みの親は、茨木市出身の現代美術家、ヤノベケンジさん(46)です。
長年、核問題をテーマに創作活動をしているヤノベさん。
サンチャイルドが生まれたきかっけは、15年前に訪れた旧ソ連のチェルノブイリにありました。
原発事故で廃墟となった保育園にあった太陽の絵。
絶望の中で、みつけた希望の光でした。 防護服を身に着けたサン・チャイルド。
その手にはチェルノブイリで見つけた太陽が取り付けられました。
【ヤノベケンジさん】 「福島の原発事故を受けて、その状況からなんとかポジティブな、未来に希望を持ってもらうために作った再生、復興を願う作品」
巨大なアート作品に地元は、大きな期待を寄せています。
アートで街づくりをすすめる茨木市は、制作費の一部を負担しました。
【小田佐衣子茨木市地域教育振興課長】 「南茨木には色々な商店はたくさんあるがランドマークがないので街の活性化になれば」
【中西良二南茨木駅前商店会副会長】 「商店街としてはもろ手をあげて大歓迎」
【茨木市民】 「インパクトの無い街がインパクトのある街になると思ってよい」
駅前の商店街で洋菓子店を経営する人見良夫さんは、チョコレートで、サンチャイルドの顔を描いたマドレーヌを作りました。
設置工事が行われたこの日、人見さんは、初めて、サンチャイルドを目にしました。
【人見良夫さん】 「かなり、おおきくて、迫力がある商店街が賑わってほしい。」
地元の期待を受けて3月11日に正式にお披露目されるサン・チャイルド。
その手から放つ希望の光が、茨木の街を照らし続けます。
石田貴子  「未来の空眺めて 復興祈り「サン・チャイルド」像登場」 (朝日) 2012年3月6日12時3分
ヤノベさんは震災後、「今こそ芸術がやるべきことがある」と考え、学生17人と3体のサン・チャイルドを製作した。
ヤノベさんの出身地の茨木市のほか、1体は4月以降に第五福竜丸展示館(東京都江東区)に、もう1体はロシア・モスクワの美術館に14日から展示される予定だ。

そして3月11日の除幕式を撮影して、Youtubeにアップしました。
幕がサン・チャイルドの長いマツゲに引っかかり、観客の興味はヤノベケンジさんのお話より、幕を取り除く作業員の方に・・・。
未来の子供達にというテーマに沿って、地域の子供達の行進がありましたが、元気よく旗を振っているのはヤノベさんだけで、子供達はゾロゾロと付いて行くだけ。
また、特設ステージでの子供達のストリートダンスも練習不足のグダグダしたもので、踊りの先生の「小・中・高校でストリートダンスが導入され・・・」というアピールも、この指導で大丈夫?といった始末。
事程左様に大人の思惑通りに行かなかった展開でした。

Youtubeにアップすると、すぐにコメントを頂戴したのですが、
「茨木市と「反原発」を「象徴」した「漫画的」彫像の関係がいまひとつよ­く分かりません。
わざわざ茨木市民の税金を使って、駅前にこんな彫像を­つくる必要があったのかな?
このようなクォリティの低い「アート」におカネを出すことに賛同されていることに、「想定外」の感を抱きました。」

色々なご意見はあるかと思いますが、私は大きなお人形が大好きです。



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