Nikon D800 という選択。


天神祭の取材をしているNHKエンタープライズのカメラマンを見かけました。
良いスナップを撮るために、対象のコンデジで記念写真を撮ってあげていましたが、当方の関心事はそのスタイルです。
一脚とバインダー代わりにマップを貼りつけたプラ脚立「セノビーちょいのっぽ君32cm」を腰にブラ下げ、ポーチには予備のバッテリーを入れているのでしょう。

使用のデジ一眼はNikon D700 でした。

こちらのカメラマンはお祭りよりも観客の方に関心があるようで・・・。

仮設櫓の物陰からも観客に向かって、しきりにシャッターを切っておられました。

使用カメラはなんと Nikon D800 ではありませんか!?

60年後半の公安さん御用達カメラはリコーオートハーフでした。

理研光学が設計し、富岡光学(現京セラオプテック)製造の25mmF2.8レンズに、精工舎(現セイコープレシジョン)のレンズシャッター。
ゼンマイ仕掛けの自動巻き上げで、35枚撮りのフィルムで72枚も写せる優れモノでした。
ですから、大勢のデモ隊やその取り巻きを写すのに最適でした。

デジタル時代、Nikon D800 の持つ脅威の36.3メガピクセルの解像力は、群衆の顔認識にピッタリなのですね。

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