FabLab(ファブラボ) 3D Printerで市民工房を楽しむ


田中 浩也氏の『FabLife ―デジタルファブリケーションから生まれる「つくりかたの未来」』 を読んでいたら、29日(土)の日本経済新聞にも「欲しいものは自分で作ればいい」と出ていました。
ファブラボとは2002年頃、マサチューセッツ工科大学のニール・ガーシェンフェルド教授が始めた市民工房で、「世界の周縁の人こそ、先端技術を真に必要としている」という教授の信念から、ボストンの旧スラム街やインドの小さな村などで、現地と協働しながら始めた、デジタル工作機械をシェアして、「必要なときに、必要な量だけをつくる」実験工房。
現在、40カ国145ヶ所のネットワークで結ばれています。
工作機械の中心的なものが3D Printer。
子供から老人まで、デジタルデータをネットワークから無償で手に入れ、工作して楽しんでいる。



日経で紹介されていたのが、Cube $1299。
これでiPhoneのケースなどが簡単に自作できます。
3D Pronterは樹脂を積層して立体物を作成するものですが、海外ではマシンガンの部品まで作った強者もいるほど。
当初、100万を超えていたプリンターも今では10万円に。
















そして、遂にはSolidoodle $499と、手の届く価格になっています。
さて、これを使って何を作ったものか?
それが問題だ。

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